紀錄 - ウィリアム主線預告

ウィリアム・レックス（威廉・雷克斯）

極悪非道な悪の象徴として恐れられる、女王直属の勅命部隊クラウンのNo.01 「己の主人が己であること」を美学とし、奔放に振る舞う自由主義者。彼は、甘美な罪に満ちた世界へあなたを誘惑するけれど

被認為是極惡無道之惡的象徵而令人恐懼，女王直屬的勅命部隊「Crown」的No.01，他以「自己的主人就是自己」作為美學，奔放的自由主義者。他會引誘你進入充滿甘美罪惡的世界。

生日：4月24日

身高： 180cm

組織：CROWN

童話詛咒：不思議之國的愛麗絲•心之女王（與詛咒者對到眼會按照按對方的命令行事）

時代背景：18世紀英國倫敦

關於童話詛咒：在世界各地有一定數量的詛咒出現，是一個充滿謎題的存在。

顯現詛咒的人注定迎接悲慘的結局，沒有任何的例外。

詛咒者經常被當成罪犯或精神病者。

Crown組織：由帶有「詛咒」的成員組成，是維多利亞女王直屬的命令組織。使命是為了英國繁榮而「以惡制惡」，專門處理警察和軍隊無法處理的工作，任務是秘密監視、暗殺……。鮮少人知道組織的存在。

女主的職業是郵差，為了購買想看的舞台劇表演，選擇在半夜加班送信至宅邸的時候，不小心撞見組織在殺人，而被組織成員帶走，最終以擔任(監視)一個月的童話師紀錄成員們的惡行的名義為條件而被留下，結束後可返回日常生活。

知更鳥有無辜者之意。

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俺の悪、それはひと匙の毒。

我的罪惡，是一匙毒。

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ウィリアム

「おとぎ師として俺の罪を記す間―」

「作為童話師，在記錄我的罪惡的這段期間」

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ウィリアム

「お前が俺の罪を裁きたいと思ったなら、このナイフで俺を刺すといい」

「如果你想要裁定我的罪惡，就用這把刀殺了我」

ウィリアム

「俺は、甘んじてお前の断罪を受け入れよう」

「我甘願接受你的罪惡」

ウィリアム・レックス。悪逆非道な“独善の王”。

威廉・雷克斯。殘暴的獨善之王。

歌うような彼の囁きは、私のすべてを狂わせた。

他那如同歌聲般的低語，打亂了我的一切。

ウィリアム

「お前は、人の気持ちを慮る癖に、自分の気持ちは押し込めようとする」

「你總是顧慮別人的感受，卻一直在壓抑自己的感受。」

ウィリアム

「相手が殺しの主犯だった俺だから、というわけもなさそうだ」

「這似乎並不是因為我是殺人的主犯」

ウィリアム

「······ どうして隠す?」

「……為什麼要隱瞞？」

(“どうして”……？どうしてだろう······わからない)

（為什麼……？是為了什麼……我不知道）

(でも······ ただ、私は)

（但是……只是我）

(心をそのまま、声にしては…… いけなじ気がして)

（我覺得我不應該……說出我的心聲，因為它是……）

彼はその真っ赤な瞳で心を見透かし欲望を誘い出す。

他那血紅的瞳孔看透了我的內心，誘惑我將慾望曝露出來。

胸の奥底に押し込めて、息を殺し眠っていた、私の心の声さえも。

勾起我那一直壓抑在我內心深處，殺死在睡夢中，我的心聲。

ウィリアム

「俺たちと駆け引きしようなんて……」

「別想和我們討價還價……」

ウィリアム

「大した度胸だな、（女主）？」

「真有膽量啊，（女主）？」

ウィリアム

「俺の目に狂いはなかったな」

「我的雙眼不會看錯」

ウィリアム

「お前は、気高く、貪欲で･･････優しくて、強かだ」

「你是個高尚而貪婪的……溫柔而又堅強的人。」

春の雨のように注がれる、薬とも毒ともつかない彼の愛情に、

他的愛情如同春雨般傾注而下，既不是藥也不是毒藥。

きつく戒めていた心が、自由に解き放たれていく。

嚴加戒備的心，被釋放歸於自由。

“恋をするには危険すぎる”— そう理解していても、

戀愛太危險了—明明是這樣理解的。

ほころびはじめた心が、彼を求めてしまうのは······止めようがなかった。

漸漸綻放的心開始渴求他，無法停止。

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女主

「あ……あなたといると、私が、私でいられなくなる……」

「阿……我和你在一起，我變得不再是我了……」

女主

「私、こんなことするような、人じゃ······ なかったのに……」

「我不是那種，會做這些事的人……」

ウィリアム

「......それは“いい”ことか? それとも、 “いけない”ことだと?」

「……那是好事嗎？還是不好的事呢？」

女主

「......わかりません。だから……」

「……我不知道。所以……」

女主

「まだ......わからないから······ 教えてください」

「我還不明白……請你告訴我」

目で耳で、肌で……彼を感じて、私の心は自由に生まれ変わっていく。

透過眼睛、耳朵和肌膚...…感受著他，我的心在自由中重生。

彼の“悪”と、その“宿命"—突きつけられるまで。

直到他的「罪惡」，他的「宿命」—他的真面目曝露在眼前為止。

(これが、彼の罪。彼が愛する者達を守るために、背負う代償)

（這就是他的罪過，為了保護他所愛的人們所背負的代價）

(ウィリアムは今まで、こんな罪を、何度も……何度も）

（威廉至今為止，這樣的罪已經犯過無數次……無數次）

ウィリアム

「目的が何であれ、人の命を奪う行為に、正しさなどない。尊厳を踏みにじり、自由を永遠に奪い去る」

「不管目的是什麼，剝奪他人的生命的行為是沒有對錯可言，踐踏他人的尊嚴，將他們的自由永遠奪去。」

ウィリアム

「罪は、罪でしかない」

「罪，只是罪」

善悪の狭間で揺れ動き、迷いが私の足をすくませる。

我在在善惡之間搖擺不定，迷惘使我腳步踉蹌。

女主

「それって……ウィリアム自身も“破滅の恐怖”を与えるような死に方をするってことですか····· ?」

「這麼說，威廉你自己也會以讓人感到「毀滅性的恐懼」這種方式死去嗎……？」

ウィリアム

「うん? ああ、そうだな。その解釈で合っているよ」

「嗯？阿阿，要這麼理解也沒錯。」

ウィリアム

「俺が裁いてきた悪と同様に、できるだけ、残酷なものがいい」

「就像我審判的罪一樣，盡可能殘酷一點就好」

ウィリアム

「俺の人生は、俺の悪に捧げた。俺は俺の望むままに、悪であり続ける」

「我的人生，都奉獻給我的惡，我會按照我的意願繼續做惡。」

ウィリアム

「終止線が俺の首を刎ねに来る、その時まで」

「終點就是斬首台，到那時為止。」

“悪”を貫く彼は破滅の宿命を、心から望んでいた。

將「惡」貫徹的他，發自內心期盼著破碎的命運。

日常への未練を捨てて、私の全部を捧げても······ その先に待っているのはハッピーエンドじゃない。

拋開對日常的迷戀，把我的全部奉獻給但是……前方等待我的並不是happy End。

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そして、葛藤する私をあざ笑うように、破滅の宿命が忍び寄り……

然後，破碎的命運悄然逼近，就像是在嘲笑著糾結的我一樣。

彼は私を、あっさりと手放した身勝手で、残酷な優しさで。

他用自私和殘酷的溫柔，毫不猶豫的放棄了我。

ウィリアム

「それじゃあまた、哀れな駒鳥」

「那麼再見了，可憐的知更鳥」

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ウィリアム

「お前の前途に幸せがあることを祈っているよ」

「我祈禱著你的前途充滿幸福」

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女主

「祈りなんて、欲しくないっウィリアム、待って····· !!」

「祈禱什麼的，才不想要，威廉等等……！！」

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“正義”が刃を振りかざし、 “悪” を滅ぼそうとする物語。

講述的是「正義」舉起利劍，消滅「邪惡」的故事。

これがもしおとぎ話なら、その刃の前に立ちはだかるのは、きっと愚かな間違いだ。

如果這是童話故事，那麼擋在利劍前方一定是既愚蠢又錯誤。

それでも—。

即便如此—。

(ウィリアムを悪と罵って、剣を突き立てるのなら)

（如果我要用劍去刺向威廉，將他咒罵為邪惡的人的話）

(相手が正義だろうと、悪だろうと、それが彼の望む最期だろうと一私は、)

（不管是正義，還是邪惡，無論是否是他所期望的結局—我）

ウィリアム

「俺の駒鳥。カーテンコールに答えてくれ」

「我的知更鳥，請在落幕之前回答我」

ウィリアム

「お前が目覚めた、その時には俺の悪（アイ）を、お前に捧げよう」

「等你醒來，到那時，我會將我的惡（愛）都獻給你」

そう、私が欲しいのは—

是的，我想要的是—

一悪（あなた）を愛する、罪と罰。

罪惡（你）的愛，罪與罰。

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